・コクピット・コンソール
純正の制御コンソールはステッカーを貼るだけ。
立体感は皆無で、電飾もありません。
コンソールのディテールアップ方法としては、コレを元に光ファイバーを植え込む方法やshapewaysの3Dプリント・パーツに置き換える方法があります。
僕はParaGrafixのエッチングパーツを使用することにしました。
これがエッチングパーツです。
デカールがセットになっています。
上段右の写真はパーツを仮組みした状態です。
制御コンソール表面にはモニター枠とレバーの基部が別パーツとして付きます。
下段左はデカールを貼った状態です。
このデカールの模様を参考に、裏面にはハセガワのクリアーフィニッシュを貼りました。
制御コンソールはくの字に曲がっているので上段と下段のそれぞれにチップLEDを取り付けました。
しかし制御コンソールは薄いため、チップLEDを後壁に取り付けても計器板の裏面に当たってしまいます。
そのため射角が得られず、光が端まで届いていません。
どうしたものかとこねくり回している内に、制御コンソールの後壁がもげてしまいました。
薄い金属ですから、折り曲げを繰り返したら金属疲労を起こして破断してしまうに決まっていますよね。
計器板のエッチングパーツは活かしたかったものの後壁を再利用することは難しかったので、純正の制御コンソールを利用することにしました。
純正の制御コンソールをくり貫いて側壁のみにして、プラ板やパテで隙間を埋めながら計器板を貼り付けました。
こうすることによって計器板とLEDの距離を取ることが出来ます。
計器板の表面には、以下の鉄道模型のディテールアップ・パーツを使用してモールドを追加しました。
@:N-001(お椀形ベンチレーター)(ペアーハンズ)
A:NP-053(私鉄新型避雷器)(ペアーハンズ)
B:NP-028(テールライトセット)(ペアーハンズ)
センターコンソールは純正パーツをこの様に加工する必要があります。
エッチングパーツのセンターコンソールの単品写真を撮り忘れてしまったので、いきなり完成写真になります。
モールドを更に追加しました。
@:1/24 アンテナG(さかつうギャラリー)
A:1/48 カラーエッチングパーツシリーズ アメリカ海軍 F-14A用 コックピット(H社用)(ドリームモデル)
B:プラユニット メッシュプレート(KOTOBUKIYA)
CNP-008(角型避雷器)(ペアーハンズ)+H鋼(エバーグリーン)
D:レッサーかずさん提供データ
E:純正では黒い部分が丸形なので、一旦取り外して削って四角形に加工。
F:NP-041(ヘッドライトセットA)(ペアーハンズ)
サイドコンソールにもモールドを追加してディテールアップしました。
@:レッサーかずさん提供データ
A:1/48 カラーエッチングパーツシリーズ アメリカ海軍 F-14A用 コックピット(H社用)(ドリームモデル)
B:光ファイバー
チップLEDの使用はまだ不慣れなため、制御コンソールとセンターコンソールの電飾はLEDテープを切って使用しました。
制御コンソール側には左右で1発ずつ、センターコンソール側には3発仕込んであります。
光ファイバー用の光源は床下にLEDを取り付けました。