・通路



 映画セットでは、通路床の両脇のスリット状の照明と、上部の円形の照明があります。
 因みに、「新たなる希望」では上部照明は四角で緑色に光っています。
 通路をエッチングパーツと3Dプリントパーツを使用してディテールアップしました。
 エッチングパーツはDeAgostini Falcon Corridors Photoetch Setを、3Dプリント・パーツはMILLENNIUM DEAGO CORRIDOR LIGHTS ROUND SETを使用しました。


通路チューブ

 光を通すために通路アーチの固定部位を残して通路床の両脇を切り落とし、エッチングパーツを貼り付けました。
 通路ライナーには小窓を開けてエッチングパーツを貼り付け、裏側にはチップLEDを設置しました。
 通路ライナーのクッションパッドはデアゴでは円柱形をしているのですが、映画セットでは板状です。
 そこでクッションパッドを削って平らに見えるようにしました。
 通路床の裏にテープLEDを設置して、通路基部は光を反射するためのアルミテープを貼り込みました。


 クッションパッドに穴を開けて3Dプリント・パーツの照明をはめ込み、壁側にはチップLEDを設置しました。


 天井側のクッションパッドが省略されてしまっています。
 クッションパッドを追加するために、おゆまるでパッドを型取りして光硬化パテで複製しました。
 点灯してみると、床下のテープLEDが明る過ぎるようです。


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右舷通路

 通路チューブと同様に通路床を加工して、エッチングパーツを貼り付けました。


 このエッチングパーツは床下の隠し倉庫を再現できるようになっています。
 そこで、床の一部に穴を開け、床下にはジャンクパーツを取り付けて何かがあるような雰囲気を出してみました。


 通路の壁にはクッションパッドが貼られていますが、何ヶ所かはクッションパッドが外されて内部の配線や配管が剥き出しになっている部分があります。
 壁に穴を開けてプラ板で裏打ちし、リード線やハンダ線を配置しました。
 穴の周りには断熱材のような物があるので、ポリパテで再現してみました。


 ここも天井側のクッションパッドが省略されているので、複製した物を加工して取り付けました。


 クッションパッドが通路全周に渡ってグルッと取り付けられたので、この角度の景色が良くなりました。
 ただし、この角度は本体完成後は拝むことが出来ません・・・。


 下記の左舷通路と同様に、右舷通路も寸足らずで向こう側が見えてしまいます。
 左舷通路と同じ手法で延長することにしました。


 右舷通路を延長すると、ちょうど搭乗ランプの所になります。
 搭乗ランプ側の壁を切り取り、上から内部が見えるように天井も一部開口しました。


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砲塔アクセス

 映画セットでは右舷通路からすぐに上下の砲塔に繋がるトンネルに繋がっていますが、デアゴではくの字に曲がっています。
 これは映画セットとプロップの矛盾を解消するための造形です。
 shapewaysの3Dプリント・パーツでは映画セットの通りに見えるパーツがリリースされていますが、今回はデアゴのパーツをそのまま使用しました。
 通路ライナーと同様にクッションパッドは削って平らにしました。


 天井にはチップLEDを取り付けました。


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左舷通路

 左舷通路は寸足らずなため、覗き込むと向こう側が見えてしまいます。


 通路が繋がっているように見せる方法として、レッサーかずさんがやられた様な鏡を配置する方法や、エアロック状のパーツを取り付ける方法があります。
 僕はリアルに繋がっている様にしたかったため、汗人(あせんちゅ)さんにお願いして3Dプリンターで延長パーツを作って頂きました。


 純正通路側の通路床は右舷通路と同様に電飾のための加工を行いました。
 汗人(あせんちゅ)製通路側はプラ板で通路のスリットを再現しましたが、電飾は行っていません。


 クッションパッドと通路アーチは、複製した物を取り付けました。


 上部の照明は、3Dプリント・パーツの数が足りないため、複製を作りました。
 3Dプリント・パーツの先端を複製し、エッチングパーツの基部に取り付けて製作しました。


 複製したクッションパッドに穴を開けて製作した照明を取り付け。
 壁にはチップLEDを取り付けましたが、これは主船倉側から見える範囲に留めました。


 これで覗き込んでも向こう側が見えてしまうと言うことはなくなりました。


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